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Perks の日本語解説【Battle Brothers】

Perks 日本語解説 Battle Brothers

Battle Brothers の豊富なパークやスキルの日本語解説をしてみる。ビルドによって左右されるものの、役に立つパークが多く、あれもこれも欲しいと頭を悩ませることだろう。

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レクタングル(大)

Perks の仕組み

レベルアップすると、パークを取得するためのポイントがひとつ手に入る。
このポイントを消費して、49種類もあるパークからひとつを選ぶ。

ポイントは最大で10までしか手に入れられない。だから、取得できるパークの数も10までとなっている。

Perks 階層のアンロック条件は?

パークは、7層に分かれている。最初は、1層目からしかパークを選択できない。1つパークを取ると、2層目がアンロックされて選ぶことができる。同じように、3層目のパークをアンロックするには、2つパークを取得すればいい。

この2つのパークは1層のものを2つ取っても、3層目がアンロックされる。どの階層を取得したかが重要ではなく、取得したパーク数がアンロックの条件ということになる。

Perks の解説

1層目 (Tier 1)

Fast Adaptation
敵への攻撃を外すたびに+8%命中率が上がる。この効果は積み重ねることができる。敵に攻撃が当たると効果がリセットされる。

例えば、現在50%の命中率だとする。ここで攻撃を外すと、次の攻撃の命中率が+8%されて58%となる。更にもう一度外すと、次の攻撃は66%になる。攻撃が当たると、元の命中率50%に戻る。

Crippling Strikes
HPにダメージを与えると負傷させることがある。最大HPの25%分ダメージを与えると負傷する。このパークは25%のしきい値を33%下げて、より負傷させやすくする。

例えば、最大HP60の敵を想定する。通常は、最大HP25%分である15ダメージで負傷となるが、このパークを持っていれば、10ダメージで負傷を与えられる。

Colossus
最大HPを25%増やす。最大HPが増えることで負傷する可能性も低くなる(最大HPの25%分ダメージを受けると負傷するため)

Nine Lives
九死に一生を得る。一回の戦闘に一度だけ、死んでしまう攻撃を受けてもぎりぎり生き延びることができる。アイコンが猫であるのは、猫は昔からしぶとくて命が9つあるという言い伝えから。

Bags and Belts
通常は2つのバッグを4つに拡張する。道具をたくさん使いたい人でなければ、不要なパーク。

Pathfinder
移動のときに消費する Action Point を1ポイント減らす。2ポイントよりも減らすことはできない。また、移動で蓄積するFatigue が半分になり、段差を昇り降りするのに追加の Action Point が必要なくなる。高い場所が有利になる弓兵に取得させたいパーク。

Adrenaline
Adrenaline のスキルを習得する。前のラウンドであらかじめ使っておくと、次のラウンドで誰よりも早く順番が回ってきて行動できる。

Recover
Recover のスキルを習得する。スキル効果は、1ターンの行動をパスして(消費Action Point 9)、蓄積した Fatigue を半分にする。1層目にあるスキルなのに、ゲーム序盤はあまり出番がない。後半になると戦闘が長引くため疲労が溜まりやすくなり活躍するスキルだ。

Student
経験値が20%アップする。レベル11まで上げると効果がなくなり、1パークポイントが払い戻される。レベルが低いときに取得すると長く恩恵を受けられる。

2層目 (Tier 2)

Executioner
負傷しているターゲットへの攻撃が20%強化される。1層目の Crippling Strikes を弓兵に覚えさせて敵を負傷させていき、Executioner を取得した攻撃力の高い仲間でトドメを刺す組み合わせが強い。

Bullseye
射線が通っていないターゲットへの射撃ペナルティを 75%から50%に下げる。

Dodge
現在の Initiative の15%分の数値が、近接防御と遠隔防御に加算される。現在の Initiative であることに注意。Initiative は戦闘中に疲労したり負傷することで下がっていくため、常に最大の効果が受けられるわけではない。

比較的に疲労しにくく軽装備である弓兵が取得するとよい。盾を持つ前衛は、重装備ペナルティと疲労が蓄積するため Initiative が低くなりがちで恩恵を受けにくい。前衛には6層目の Battle Forged をお勧めする。

Fortified Mind
Resolve を25%増やす。Battle Standard(軍旗)を持った Resolveが高いキャラクターが取得するのがもっとも効果が高い。

Hold Out
戦列を維持するパーク。周りの士気がだだ下がりでも影響を受けなくなる。また、負傷したときのペナルティが、怪我してすぐではなく、その戦闘が終了してからペナルティを受けるようになる。

Steel Brow
頭に攻撃を受けても、クリティカルヒットにならない。そのため頭が負傷する可能性が低くなる。前衛も後衛もどのキャラクターでも取得しておいて損はないスキル。特に、軽装備の弓兵に取得させると、一撃で死亡する可能性がグッと低くなる。

Quick Hands
戦闘中に手持ちの装備を入れ替えるのに、1ターンに1回だけ、アクションポイントを消費しなくなる。次のターンが回ってくれば、またアクションポイントを消費しないで入れ替えできるようになる。

とても地味なスキルに見えるけれど、実際はとても使えるものだ。敵の防具に合わせて効果的な武器に持ち替えたあと、行動のロスなく攻撃につなげることができるからだ。

Gifted
レベルアップ時のパラメーター配分が追加でできる。ただしパークポイントは得られない。パークポイントを消費して手堅いベースアップを図るということ。特に取りたいスキルがないときに、確実にキャラクターを強化するため使うとよい。

3層目 (Tier 3)

Backstabber
包囲したターゲットを攻撃するときの命中率補正を2倍にする。

意味が分からないと思うので、まずは包囲システムについて解説する。ターゲットの周囲6マスのどこかに、味方を2人以上配置すると、ターゲットを包囲したことになる。このとき攻撃に命中率のボーナスが入る。2人で包囲すると5%の命中補正、3人で囲むと10%、4人で15%と一人増えるごとに5%が加算されていく。

さて、この Backstabber は、一人増えるごとに命中率に10%が加算されるというもの。包囲している味方は取得していなくてもOK、攻撃する味方が取得していると効果がある。

Anticipation
遠距離攻撃を受けたとき、1マスにつき、1+(Ranged Defence x 10%) がRenged Defence に加算される。盾やDodgeスキルで上げた数値ではなく、キャラクターが持つ元々の数値で計算する。

分かりにくいため具体的に説明する。例えば、Ranged Defence が10の味方が、6マス離れている敵から矢を射られたとする。このときの加算ボーナスは (1 + 10 x 10%) x 6マス = 12 となり、合計で Ranged Defence が22となる。

Shield Expert
盾の防御力が25%増える。またシールドが受けるダメージを半減する(最低値は1)。シールドの耐久力が劇的に増えるため戦線を維持しやすくなる。盾持ちの前衛には必須のパークで、これを取らずして何を取るのかというくらい重要。

Brawny
鎧と兜を装備したときに Fatigue へのペナルティを30%軽減する。

Rotation
Rotation のスキルを取得する。隣り合わせの味方と場所を入れ替える。ただし、味方がスタンしていたり網に掛かっていたりして動けないと入れ替えはできない。Rotation で入れ替えをすると、敵に隣接していても迎撃を受けない。使用するには 3APと 25Fatigue が必要。

5層目のスキル Footwork との違いは、使用するには隣り合わせの場所に味方が必要なこと。鎧が破壊された瀕死のメンバーと無傷なメンバーを入れ替え、防御ラインを崩さずに維持できるため、前衛向きのスキル。

Rally the Troops
Rally the Troops のスキルを取得する。周囲にいる味方の morale を回復する。morale が低下している味方にだけ有効で、morale が安定している味方を鼓舞するような効果はない。使用者の resolve が高いほど成功確率が上がる。

Battle Standard(軍旗)を持った Resolveが高いキャラクターが取得するのがよい。

Taunt
Taunt のスキルを習得する。敵を挑発して攻撃を自分に向かせる。3APと 15Fatigue を消費する。

4層目 (Tier 4)

それぞれの武器に対応したマスタリー。それぞれ武器を振るうのに消費する Fatigue が25%減り、追加の効果が発生するようになる。

武器を持ち替えて戦うことが戦略としてかなり有効なため、この武器一本で行こうと決めるまでは、取らずに放置がお勧め。ゲームの後半に、部隊での役割が固まってきたり、強武器を手に入れることができてから、取得を考えてもよいと思う。

Mace
スキル Knock Out でスタンが100%発生する。

Frail
スキル Lash が盾の防御ボーナスを無視する。Thresh の命中率+5%。

Hammer
スキル Destroy Armor の攻撃力が33%増加する。Shatter の命中率+5%。

Axe
スキル Split Shield のダメージが50%増加する。Round Swing の命中率+5%。

Cleaver
出血ダメージが、1ターンに10ダメージになる。

Sword
スキル Riposte の命中ペナルティが無くなる。Split と Swing の命中率+5%。

Dagger
1ターンに3回攻撃できるようになる。

Polearm
スキル Repel と Hook にターゲットの順番を後回しにする追加効果。

Spear
敵に隣接されても Spear Wall の状態が維持される。

Crossbow
鎧貫通ダメージが20%増える。

Bow
視界と弓の飛距離が1マス増加する。

Throwing
2マス離れた敵へのダメージが40%増加、3マス先だと20%増加する。

5層目 (Tier 5)

Reach Advantage
両手近接武器(two-handed melee)で攻撃を当てるごとに、近接防御が20%増加する。最大で6つまで効果は蓄積し、次に自分のターンがまわってくるまで効果が継続する。両手武器の防御の薄さをカバーできる良いパーク。

Overwhelm
攻撃の対象とした敵を圧倒し、当たってもミスしても、対象の攻撃を10%低下させる。現在のラウンドのみで効果が有効で、次のラウンドに入った瞬間に効果が切れてしまう。そのため、行動し終わった敵を対象としても意味がない。Inisiative が高く誰よりも早く行動できるメンバーに覚えさせよう。

Lone Wolf
一匹狼になり自己強化する。周囲3マス以内に味方が居なければ、パラメーターが15%上昇する。孤立するとすぐに死んでしまうため、このスキルは使い所があるのだろうか。

Underdog
包囲システムによる命中率補正を無効にする。前衛に持たせると生存率が上がる。最低でも、囲まれやすい両翼のポジション担当には持たせたいところ。

包囲システムとは、ある味方の周囲6マスのどこかに、敵が2人以上配置されると、味方が包囲されたことになる。このとき敵の攻撃に命中率アップの補正が入る。しかし、Underdog を取得した味方は、この命中率補正を無効にできる。

Footwork
Footwork スキルを習得する。敵の側を通るときでも反撃を受けずに移動できる。使用するには 3APと 25Fatigue が必要。

3層目のスキル Rotation との違いは、周囲に味方が居なくてもこのスキル単独で使えるという点。戦線を維持する必要がなく自由に動ける弓兵は Footwork を取ったほうがよい。

6層目 (Tier 6)

Berserk
1ターンに1度だけ、敵を倒したときにAPが4回復する。AP最大値の9を超えて回復することはない。両手武器の範囲攻撃で複数の敵を倒しても、回復量は4である。

Head Hunter
攻撃を体の部位に当てると、次の攻撃でクリティカルダメージを頭に当てる確率が+15%増える。頭に当てることができると、この効果は消える。

Nimble
受けるダメージが半分になる。何も装備を付けていないと100%の確率で発動する。武器や防具を身につけることで、この100%の確率が下がっていく。具体的には、装備で減るFatigue 1ポイントにつき、2%確率が下がる。 

例えば、中盤の弓兵の装備で考えてみる。弓(-6)、兜(-4)、鎧(-12)のFatigueへの装備ペナルティは合計で22になる。だから、100% – (22 x 2%) = 56% となる。つまりこの場合は、受けるダメージが半減する効果が56%で発動するということになる。

Battle Forged
装備している鎧と兜の耐久力の合計値の5%分、防具が受けるダメージを軽減する。

具体的に、中盤の前衛の装備で考えてみる。兜耐久力150、鎧耐久力150の合計が300。300の5%は、15%となり、この前衛は15%のダメージを軽減できるということになる。

装備の耐久度が上がっていくほど軽減率が高くなっていく。前衛には覚えさせたい。特に両手武器持ちが覚えると、盾を持てない防御の薄さをカバーできる。

7層目 (Tier 7)

Fearsome
敵のHPに1ダメージでも攻撃を当てると、敵の士気を下げる効果が発生する。成功するかどうかは相手の morale の高さ次第。(通常はHPに15ダメージ以上で士気の低下が発生する。)

Duelist
片手武器で、もう一方の手に何も装備していないとき、鎧を貫通するダメージが+25%増える。両手持ち武器では発動しない。

Killing Frenzy
敵を倒すと2ターンの間、全ての攻撃が25%増加する。効果が発動している2ターンの間に、また敵を倒すと、そこから新しく2ターン効果が継続する。

Indomitable
Indomitable スキルを習得する。3AP 25Fatigue を消費して使用すると、受けるダメージが半減し、スタンと吹き飛ばしに対して無敵になる。効果は1ターン継続する。